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デジタル化・AI導入補助金2026の締切スケジュール一覧【4次・5次・6次】いつまでに何をすべきか

「補助金を使って店舗にアプリを入れたい。でも、いつまでに何をすればいいのか分からない」

デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)は、締切が年に何度も設定される「回次公募」という方式です。締切を1つ逃しても次があるため、つい後回しになりがちですが、実際には締切の3〜4週間前から動き出さないと間に合いません。

この記事では、残っている締切を整理したうえで、「では今日、何から手を付ければいいのか」を逆算してお伝えします。

目次


  1. 申請できるのは残り3回

  2. 「締切」は3つある

  3. 逆算すると、いつ動くべきか

  4. 交付決定の前に契約すると、補助対象外になります

  5. 申請の前に必要な2つの準備

  6. 採択率のデータ

  7. 補助額と補助率の目安

  8. まとめ

1. 申請できるのは残り3回

2026年度の締切は、6次まで公表されています。このうち1次(5月12日)、2次(6月15日)、3次(7月21日)はすでに終了しました。

これから申請できるのは、以下の3回です。

回次

申請締切

実績報告期限

4次

8/25(火)17:00

2027/3/31

5次

9/29(火)17:00

2027/4/30

6次

10/30(金)17:00

2027/5/31

交付決定の日程は、4次が2026年10月7日、5次が11月9日、6次が12月10日の予定です。申請してから結果が出るまで、おおむね6週間かかるとお考えください。

上記は通常枠の日程ですが、インボイス枠(インボイス対応類型・電子取引類型)とセキュリティ対策推進枠も同じ日程で設定されています。複数者連携デジタル化・AI導入枠のみ締切が少なく、残るのは8月25日と10月30日の2回です。

なお、7次以降の締切が追加されるかどうかは、2026年8月時点では公表されていません。予算の消化状況によっては早期に終了する可能性もあります。「次があるだろう」という前提で動かないことをおすすめします。

出典:デジタル化・AI導入補助金2026 事務局「事業スケジュール」 https://it-shien.smrj.go.jp/ ※日程は変更される場合があります。申請前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。

2. 「締切」は3つある

スケジュールを見るときに多くの方がつまずくのがここです。この補助金には、性格の違う期限が3つあります。

  1. 交付申請の締切 申請書類を提出する期限です。表の「申請締切」がこれにあたります。ここを過ぎると、その回次では申請できません。

  2. 事業実施期間の終了日 交付決定を受けてから、ツールを導入し、支払いを済ませるまでの期間です。

  3. 実績報告の期限 導入が終わったことを事務局に報告する期限です。ここを忘れると補助金は受け取れません。 表の右端がこの日付です。

たとえば4次で申請した場合、8月25日に申請 → 10月7日に交付決定 → そこから2027年3月31日までに導入・支払い・報告をすべて終える、という流れになります。

「申請したら終わり」ではなく、報告まで含めて半年以上のプロジェクトだとお考えください。

3. 逆算すると、いつ動くべきか

締切日そのものより、その前に何日必要かが重要です。準備に必要なものを並べると、おおむね次のようになります。

やること

期間の目安

ツールを決める・支援事業者に相談

数日〜1週間

GビズIDプライムの取得

【最短即日〜1週間】

SECURITY ACTIONの宣言

1日

事業計画の作成

1〜2週間

申請入力・書類の準備

1週間

合計すると、締切の3〜4週間前には相談を始めているのが安全圏ということになります。

これを残り3回に当てはめると、次のようになります。

4次締切(8月25日)を狙う場合 今日が8月6日(執筆時)なので、残り19日です。GビズIDをすでにお持ちで、導入したいツールも決まっている方であれば間に合います。逆に、これから初めてGビズIDを取得する場合は、かなりタイトです。

5次締切(9月29日)を狙う場合 9月上旬から準備を始めれば十分に間に合います。これから検討を始める方には、この5次が現実的な目標です。年内に導入を終えたい場合も、5次が最後のチャンスに近くなります。

6次締切(10月30日)を狙う場合 交付決定が12月10日なので、実際にツールを使い始めるのは年明けになります。年度内に効果を出したい場合は、少し遅いかもしれません。

4. 交付決定の前に契約すると、補助対象外になります

これは毎回、必ず誰かがつまずくポイントです。

補助金の対象になるのは、交付決定通知を受け取った後に発注・契約・支払いをしたものだけです。「早く導入したいから」と交付決定前に契約してしまうと、そのツールは補助対象外になります。

急いでいるときほどやってしまいがちなので、順番だけは絶対に守ってください。


  1. 支援事業者に相談し、導入するツールを決める

  2. GビズIDの取得・SECURITY ACTIONの宣言

  3. 交付申請

  4. 交付決定通知を受け取る

  5. ここで初めて発注・契約・支払い

  6. 導入して事業を実施

  7. 実績報告

  8. 補助金の入金

補助金は後払いです。 5番の時点では、店舗側が代金をいったん全額支払う必要があります。この資金繰りについては別記事で詳しく解説していますので、あわせてお読みください。

5. 申請の前に必要な2つの準備

申請ボタンを押す前に、必ず済ませておくものが2つあります。どちらも無料です。

GビズIDプライムアカウント 国の行政サービスを1つのIDで使えるようにする仕組みで、この補助金の申請にはプライムアカウントが必要です。【マイナンバーカードをお持ちであればオンライン申請で最短即日、書類での申請の場合は発行までに1週間程度かかります。】

SECURITY ACTION 情報処理推進機構(IPA)が実施している、情報セキュリティ対策への取り組みを自己宣言する制度です。「★一つ星」または「★★二つ星」のいずれかを宣言することが申請要件になっています。宣言そのものは、Webから短時間で完了します。

この2つは締切直前に慌てると間に合わないことがあります。申請すると決めた日に先に済ませてしまうのが確実です。

6. 採択率のデータ

「申請すれば通るのか」という点も、正直にお伝えします。

公表されている交付決定の状況は、以下のとおりです。

回次

採択率

1次締切分

46.3%

2次締切分

51.5%

1次締切分は6,440者の申請に対して2,982者、2次締切分は5,697者に対して2,935者が交付決定を受けました(いずれも複数者連携枠を除く)。

2次締切分を枠別に見ると、通常枠が43.59%、インボイス枠(インボイス対応類型)が55.30%、セキュリティ対策推進枠が71.43%です。つまり、通常枠はおよそ半数以上が不採択になっています。

差がつくのは、書類の不備、事業計画の具体性、そして加点項目の取りこぼしです。「申請すれば必ず受け取れる制度ではない」という前提で、余裕を持って準備することが結果的に近道になります。

出典:デジタル化・AI導入補助金2026 交付決定事業者の公表資料

7. 補助額と補助率の目安

通常枠の場合、補助額はおおむね次のように設定されています。

業務プロセス

補助額

1プロセス以上

5万円〜150万円未満

4プロセス以上

150万円〜450万円以下

補助率は原則1/2以内です(一定の要件を満たす場合は2/3以内に引き上げられます)。クラウドサービスの利用料は最大2年分まで補助対象になります。

なお、補助の対象になるのは税抜の本体価格で、消費税は自己負担です。ここを見落とすと、手元に戻る金額の見込みがずれますのでご注意ください。

補助率や加点項目の詳細は、枠によって細かく異なります。必ず最新の公募要領をご確認ください。

8. まとめ

  • 申請できるのは残り3回。4次8/25、5次9/29、6次10/30(いずれも17:00締切)

  • 7次以降があるかは未定。予算の状況で早期終了の可能性もある

  • 「申請の締切」「事業実施の期限」「実績報告の期限」は別物。報告を忘れると受け取れない

  • 締切の3〜4週間前には相談を始めるのが安全

  • これから検討する方は、5次(9月29日)が現実的な目標

  • 交付決定の前に契約すると補助対象外。順番だけは絶対に守る

  • GビズIDとSECURITY ACTIONは先に済ませる

  • 通常枠の採択率は4〜5割程度。準備の差が結果に出る

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※「対象ツールとして採択されている」のはツール側の登録の話であり、申請された事業者様が採択されることをお約束するものではありません。



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